2020年5月1日(令和2年)から施行された法律【「情報通信技術の進展に伴う金融取引の多様化に対応するための資金決済に関する法律等の一部を改正する法律」・令和元年資金決済法等改正に係る政令・内閣府令等】により新しいルールができました。
その内容で重要なポイントして下記のポイントがあります。
暗号資産交換業者が自己で管理する場合には、利用者の暗号資産を移転するために必要な情報を、常時インターネットに接続していない電子機器等に記録して管理する方法
https://zelojapan.com/7231
この文章の『常時インターネットに接続していない電子機器』とはコールドウォレットの事です。
コールドウォレットと言ってもどんなものか伝わりにくいですが、コールドウォレットは金庫を開ける鍵のような役目です。
ウォレットの例え
例えば、今までの管理システムであったホットウォレットとは↑この写真のように常に島に繋がった道がある状態でした。一口にパスワードなど認証はあったと言え、そこを突破されると島に海賊が行きお宝(暗号資産)を盗まれてしまう事がありました。
道がない
コールドウォレットの場合は、常に道があるわけではなく完全に孤島となっております。
そのためアクセスができない状態です。
よって海賊にお宝を盗まれることがありません。
その島を繋ぐ鍵となるのがコールドウォレットです。そのためコールドウォレットのイメージとしては、コールドウォレットの中に暗号資産を保管しているのではなく、暗号資産を取り出すためのカギとなります。
そのコールドウォレットを盗まれて鍵を解読されない限りは盗まれないので今までのような常にWEBからつながっていたホットウォレットより安全なウォレットとなりました。